フケやかゆみを予防する育毛剤

薄毛にお悩みの方の多くは頭皮の状態も悪くなってしまいます。
フケやかゆみが気になったことはありませんか?

かゆみや不快感などの症状は頭皮からのSOSです。

育毛剤を選ぶときもそれらの症状を鎮める成分が入ったものを選びましょう。

また、脂性のフケが多いときは、皮脂やこの脂性のフケが毛穴を詰まらせ、さらに細菌が繁殖し、頭皮の状態をさらに悪化させて、脱毛を促進させてしまうおそれがあります。

このような場合、殺菌剤の配合された育毛剤などを使い、頭皮を殺菌すれば、フケやかゆみの改善効果が期待できます

とはいえ人間の皮膚には常在菌がいますので、強力な殺菌成分を与えるのも良くありません。

育毛目的で販売されているものだけを使用するようにして下さい。

代表的な成分

カミツレエキス

ハーブティーでおなじみのカモミールから抽出されるエキス。カミツレは和名。

カモミールには強い消炎作用があり、古くから珍重されてきた。アロマオイルとしても人気が高いが高価なことでも有名。

ローマカミツレ(カモミール)、ジャーマンカミツレ(カモミール)など産地により呼称が異なる。

イソプロピルメチルフェノール

ニキビケア用の化粧品としてもおなじみの殺菌成分。防カビ、防腐作用もあるので添加物として使用されることもある。

育毛剤の他育毛シャンプーなどにも含まれている成分。

ヒノキチオールが含まれる育毛剤

ヒノキチオール

名前の通り、台湾に自生するヒノキから抽出された自然由来成分。

台湾で発見された成分だが、実は発見者は日本人。殺菌作用、抗菌作用のほか、しゅうれん作用(ひきしめ)があることで注目され、化粧品にも含まれている。

レゾルシン

別名:レゾルシノール。強い殺菌力を持つ成分で、育毛剤以外にも色々な商品に配合されている。

その強い効果により表示指定成分の一つになっているため、医薬部外品に配合されている場合は箱や容器に記載されている。

オクトピロックス

人間の皮膚に住む真菌(カビの仲間)が増えすぎた場合に用いられることが多い成分。

脂漏性皮膚炎によいとされているので育毛剤というより、育毛シャンプー、薬用シャンプーによく使用される。